不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/19

多角化を推進。17年3月期には5事業同じ事業比率に/フージャースHD

 (株)フージャースホールディングスは19日、2015年3月期の決算説明会を開催した。

 同期(14年4月1日~15年3月1日)は、連結売上高400億3,300万円(前期比8.4%増)、営業利益47億8,200万円(同29.6%減)、経常利益44億6,400万円(同30.5%減)、当期純利益30億7,900万円(同20.2%減)と、増収減益に。その他の概要については、13日のニュースを参照。

 16年3月期には、多角化を推進していく計画。14年3月期の時点で首都圏マンションが売り上げの約7割を占めていた状況から、首都圏マンション、地方・再開発マンション、シニア向け分譲マンション、戸建て、リノベーション・投資事業の5つの事業それぞれが約20%のシェアとなるよう、事業ポートフォリオの転換を図る。
 同社代表取締役社長の廣岡哲也氏は、「このバランスを実現するために、すでにこの割合に沿った形で仕掛販売用不動産の仕入れを進めている。多角化をキーワードに、バランスよく展開していく」と語った。

 16年3月期は、売上高380億円、営業利益44億円、経常利益40億円、純利益30億7,900万円と減収減益の見込みだが、16年3月期は、17年3月期においてこの事業バランスを達成するための転換期として捉え、廣岡氏は「事業拡大に向けての正常な範囲と捉えている。先を見て事業を進めていく」と述べた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆