東急不動産(株)は19日、30回目となる「TOREIT四半期報告」(2015年4月)を発表した。JREIT上場投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析している。
15年3月末時点のJREIT資産規模は、物件数2,986件(前期比24件増)。資産総額は取得金額ベースで13兆2,856億円(同3.3%増)、鑑定評価額ベースで13兆2,658億円(同4.6%増)となった。
期中の取得物件数は139件(同21件増)、取得金額4,961億円(同1.8%減)。売却物件数15件(同9件減)、売却金額565億円(同16.7%減)。取得時鑑定キャップレートは平均5.0%(同0.1ポイント低下)。
また、運用時NOI利回りは平均5.4%(同増減なし)。鑑定キャップレートは半年で全物件平均11.6bp(ベーシスポイント)低下した。