不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/20

オフィスと住宅とも好調で過去最高利益を達成/森ビル15年3月期決算

 森ビル(株)は20日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結営業収益は2,557億円(前期比4%減)、営業利益623億円(同9%増)、経常利益571億円(同24%増)。前期に一時的な会計上の利益を計上したため、当期純利益は503億円(同64%減)となった。賃貸不動産の好調な可動と分譲事業の増益から、営業利益・経常利益ともに過去最高を更新した。

 賃貸事業は、順調な稼働により賃貸収入は増加したが、虎ノ門ヒルズの工事収益が減少したため、営業収益1,452億円(同4%減)となった。
 分譲事業は住宅分譲が好調に推移したものの、物件売却の反動減により営業収益587億円(同16%減)。また、海外事業は賃貸が好調なことに加え、為替の影響により営業収益312億円(同3%増)だった。

 次期については、営業収益2,570億円(同1%増)、営業利益680億円(同9%増)、経常利益580億円(同1%増)。営業利益と経常利益は3期連続で過去最高を更新する見込み。純利益については、法人税率引き下げの影響の反動から380億円(同25%減)とした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。