小田急電鉄(株)と小田急不動産(株)は28日、空き家および空き地に対する有効活用提案を強化していくと発表。「戸別訪問におけるコンサルティング」と「空室対策セミナー」を実施していく。
同社では、国土交通省による「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」に採択された「小田急 住まいをつなぐ プロジェクト」を展開中。モデル事業の補助金により、住宅検査やリフォーム工事をサポートし、沿線における住み替え支援を推進しており、今回の取り組みもその一環となる。
「戸別訪問によるコンサルティング」では、6月1日から小田急沿線の世田谷地区に所在する約7万5,000戸を対象に、営業員約300人を動員し、空き室・空き地等に関するコンサルティングや顧客ニーズの調査、「住まい・暮らし」に関する商品・サービスの紹介を行なう。
「空室対策セミナー」では、不動産鑑定士の川口浩司氏が講師となり、“空家は放置しておけない!空家対策まるわかり講座”を3会場で実施。5月30日(土)(会場:あつぎ 小田急 住まいのプラザ)、6月6日(土)(同:新ゆり 小田急 住まいのプラザ)、6月7日(土)(同:世田谷 小田急 住まいのプラザ)で開催し、いずれも10時30分~11時30分。参加費は無料(先着順、事前予約制)。
イベントの詳細は同社ホームページを参照。