(一社)日本断熱住宅技術協会(会長:平田 恒一郎氏)は29日、ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル(横浜市西区)で、環境と建築をテーマに講演会を開催した。
講演会では、ドイツのエコ建築家ヴォルフガング・レーナート氏が登壇。「建築分野の果たす役割は大きく、断熱がますます重要になっている。また、材木は建築材料として温室効果ガス排出削減に大きく寄与し、ドイツでも最近、木造建築が評価されている」などと話した。
また、ドイツでは省エネルギーのための断熱改修工事が盛んであることに触れ、「断熱材を一体化した建築部位も製造され、建設現場ではそれを設置するだけで工事ができるような施工の省力化工法も進んでいる」と、ドイツの建築事情も紹介した。