不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/6/2

二けた増収も、収益性低下で二けた減益/ファースト住建15年10月期第2四半期

 ファースト住建(株)は2日、2015年10月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年11月1日~15年4月30日)は単体売上高223億9,600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益15億7,800万円(同14.7%減)、経常利益15億3,900万円(同14.3%減)、当期純利益9億8,900万円(同9.5%減)となった。

 主力の戸建事業では、分譲事業において完成在庫の販売を推進。戸建分譲の販売棟数は891棟(同12.8%増)、売上高は217億7,600万円(同12.1%)となった。請負工事については販売棟数37棟(同17.8%減)と前年を下回った。一方で、利益面については、消費増税前だった前年同期よりも収益性が低下。セグメント売上高222億8,700万円(同11.5%増)に対してセグメント利益は19億6,400万円(同9.1%減)と増収減益となった。

 なお通期業績については単体売上高441億9,000万円、営業利益37億9,000万円、経常利益36億7,000万円、当期純利益23億3,000万円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。