不動産ニュース / 開発・分譲

2015/6/4

富山県・黒部で省エネ複合型賃貸集合住宅を開発/YKK不動産

「パッシブタウン黒部モデル」第2街区全景
「パッシブタウン黒部モデル」第2街区全景

 YKK不動産(株)は3日、同社が推進しているパッシブタウン黒部モデル建設予定地(富山県黒部市)の第2期街区建設計画概要を発表した。

 黒部の自然エネルギーを活用し、電力や化石燃料などのエネルギー消費を抑えた「まちづくり・住まいづくり」を提案するプロジェクト。 
 敷地面積5,521平方メートル、延床面積6,931平方メートル(住居:4,240平方メートル、商業:382平方メートル、地下駐車場:2,309平方メートル)。地上4階地下1階建ての住居棟と地上4階地下1階のストリートモール棟(商業+住居)からなる複合型賃貸集合住宅。総住戸数は44戸で、間取りは1LDK~3LDK。

 「自然の中の住まい」「新しい集合体(コミュニティ)の創造」「自然を享受する住まいのデザイン」をコンセプトに、自然のポテンシャルを活用する住まいのデザインを採用。断熱・気密・窓などの建築性能を強化を図るとともに、最小限の設備エネルギーで一般的な北陸地区の集合住宅と比べ、冷暖房エネルギー80%減、給湯エネルギー30%減の省エネ性能を実現する。

 竣工は2016年10月、入居募集開始は同年4月、入居開始は同年11月を予定する。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。