(一社)ハウスワランティは、(一財)住宅産業研修財団と共同で、住宅事業者・地盤関連事業者のネットワーク「優良住宅・地盤の会」を設立。8日に、設立総会を開いた。
同会は、建物が重視されがちな住まいづくりについて、地盤の重要性をアピールすることなどを目的に設立したもの。住宅関連事業者、住宅フランチャイズチェーン・ボランタリーチェーン本部、地盤調査・改良会社などが集まり、研修などを通じて知識やスキルの向上を図っていく。名誉会長には、住宅産業研修財団理事長の松田妙子氏が、会長にはハウスワランティ代表理事の森田靖英氏が就いた。
設立総会の冒頭挨拶した松田名誉会長は「住宅で最も大切な要素となる地盤を重視し、建物をつくる人たちと一体となって日本の住まいづくりに貢献していきたい」と抱負を述べた。続いて壇上に立った森田会長は「これまで住宅会社は住宅会社のネットワーク、地盤関連会社はそのネットワークと、分野が分かれていた。当会では、地盤関連会社に住宅づくりについて勉強してもらい、住宅会社には地盤について学んでもらう機会を用意したい」と話した。
同会では、研修財団の工務店会員や、ハウスワランティの登録事業者などに参加を募り、初年度の会員3,000社を目指す。