不動産ニュース / その他

2015/6/10

遊休不動産再生によるエリア価値向上手法でガイドライン案/国交省

 国土交通省は9日、「遊休不動産再生を活用したエリア価値向上手法に関するガイドライン~リノベーション・エリアマネジメントのすすめ~」案を発表した。

 特定のエリアにおいて公的および民間の遊休不動産を再生することにより、エリアにおける良好な環境やエリアの価値を維持・向上させ、住民・事業者・地権者等による主体的な取り組み(「リノベーション・エリアマネジメント」と定義)を推進するため、先進的な取組事例に関する情報や留意点等を地方公共団体向けにとりまとめたもの。

 近年、単に個別の遊休不動産を再生して利活用するだけでなく、遊休不動産再生の周辺へ及ぼす効果を勘案し、エリアを定めて戦略的に不動産再生を連鎖的・継続的に行なうことにより、中心市街地の商業地区や業務市街地等におけるさまざまな行政課題の解決を目指す取り組みにまで発展している事例が多くみられるようになってきている。

 ガイドラインでは、先進事例をもとに、地方公共団体は、遊休不動産の所有者・地権者、地域住民、民間事業者と協力しながら、構想の策定や協議会の場の設定・運営等のソフト支援に取り組むべきとしたうえで、リノベーション・エリアマネジメントの流れやエリアの価値を向上させるために必要な要素、エリアの価値向上につながる遊休不動産再生のポイントなどを解説した。
 詳細は同省ホームページまで。

 今後、地方公共団体等の意見を集めた上で、ガイドラインとしてとりまとめる方針。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。