京王電鉄(株)は16日より、「空き家巡回サービス」を開始する。
同サービスは、“住んでもらえる、選んでもらえる沿線づくり”を目指し、顧客ニーズに応えるさまざまなサービスに取り組む「京王ほっとネットワークサービス」の一環。
転勤で自宅を空けてしまう、実家が誰も住んでいない状態である、相続したがしばらく利用しない、といった居住していない一戸建てやマンションを、所有者に替わって定期巡回する。
基本メニューは、巡回確認や、郵便物の確認・近隣への挨拶、施錠確認、写真撮影、庭木・雑草の確認など。一戸建て簡易プラン(屋外のみ、月当たり5,000円)と一戸建て標準プラン(屋内外・同9,000円)、マンションプラン(屋内のみ、同7,000円)を用意する。また、郵便物の転送や庭木剪定といったオプションのメニューの用意している。
サービス提供エリアは京王線・井の頭線沿線全域。同社は沿線住宅地の価値・魅力の維持につなげ、どの年代層にも生活しやすい、活気のある沿線となることを目指すとしている。