不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/6/11

建設事業・不動産賃貸事業ともに順調に推移。増収増益を達成/東建コーポレーション15年4月決算

 東建コーポレーション(株)は10日、2015年4月期決算を発表した。

 当期(14年5月1日~15年4月30日)の連結売上高は2,653億4,000万円(前期比4.8%増)、営業利益94億4,500万円(同4.1%増)、経常利益102億7,200万円(同7.7%増)、当期純利益62億1,700万円(同18.1%増)。

 建設事業は、建設技能労働者の不足に伴う、労務費の上昇や資材価格の高止まり等により、完成工事総利益率は低下したものの、完成工事高は増加。売上高は1,331億2,200万円(同4.1%増)、営業利益109億7,200万円(同5.5%増)を計上した。同社単体における総受注高は1,506億9,800万円(同8.6%増)となった。

 不動産賃貸事業は、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システムにより、入居者からの家賃収入および管理料収入等が増加し、売上高は1,293億6,600万円(同5.6%増)。マルチメディアを活用した入居仲介促進、施設検索サイトの機能拡充など入居者募集活動の充実を図ったほか、物件仕入および管理受託の促進等に務め、期末入居率は98.2%を達成。営業利益は50億8,800万円(同0.2%増)となった。

 次期は連結売上高2,870億6,000万円、営業利益107億3,200万円、経常利益113億200万円、当期純利益71億3,300万円を見込む。

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