トップリート投資法人(TOP)は15日、2015年4月期決算を発表した。
当期(14年11月1日~15年4月30日)は、営業収益56億1,200万円(前期比3.1%減)、営業利益24億7,200万円(同3.6%減)、経常利益18億9,100万円(同3.3%減)、当期純利益18億3,100万円(同6.3%減)。1口当たり分配金は9,680円(同1,427円減)だった。
当期は、競争力・収益性の高い物件の新規取得を目指し、東京都心部の優良オフィスビルを軸に厳選して取得を検討。オフィスビル「神田パークプラザ」(東京都千代田区)および、ホテル「OAK PLAZA」(東京都千代田区)の2物件を譲渡。オフィスビル「芝公園ビル」(東京都港区)の区分所有権を追加取得した結果、期末における運用資産は20物件・合計取得価格は1,904億8,400万円となった。
次期については、営業収益53億9,100万円、営業利益21億7,800万円、経常利益16億2,600万円、当期純利益16億2,500万円、1口当たり分配金は9,700円を見込む。