ミサワホームグループで介護施設の運営を手掛けるトリニティ・ケア(株)は17日、同社が運営する第1弾の介護施設「Brand New(ブラン・ニュー)杉並・高井戸」(東京都杉並区、33室)を着工したと発表した。
トリニティ・ケアはミサワホーム(株)と三菱UFJリース(株)が介護分野における共同事業を推進するために設立した介護施設の運営会社。同物件が立地する高井戸エリアは、同区内でも高齢化率と介護認定率が高いことから、地域において高齢者介護施設が果たす役割は重要であると判断した。
建物は、重量鉄骨造2階建て。耐火建築物でありながら、低層木造住宅を思わせる外観とし、周辺のまち並みに調和するよう配慮した。延床面積は1,295.27平方メートル。建設地は三菱UFJリースグループが用意し、建物の設計および施行はミサワホームが担当する。
運営形態は介護付有料老人ホームで、運営はトリニティ・ケア(株)、運営サポートをミサワホームの子会社セントスタッフ(株)が担う。完成は2015年度中、開設は16年5月頃の予定。