不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/6/18

アジアの商業不動産ストック、5.1兆ドルに/DTZ調査

 商業不動産サービスのDTZは16日、世界の商業用不動産投資に関するレポートを発表した。

 2014年末時点の世界の投資家が保有する商業不動産ストックは13兆6,000億米ドル(前年比5%増)となり、過去最高を更新した。このうち、アジアの商業不動産ストックは5兆1,000億米ドル(同10%増)に上った。前年よりも21%増加した中国が牽引しており、中国を除いた他のアジア地域の伸び率は1%程度だった。

 日本は前年比6%減、円安の影響を受けて低調だったものの、日本円ベースでは2%増となっている。オーストラリアも同様で、米ドルベースでは2%増にすぎなかったものの、豪ドルベースでは9%増となった。

 15年の世界の不動産取引額は豊富な投資資金が押し上げ、7,710億米ドル(同21%増)になると予想。都市別では、アジアの好調が反映され、トップ15都市のうち5都市をアジアの市場が占めた。ロンドン中心部が350億米ドルでトップに。東京は200億米ドルで4位となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆