不動産ニュース / 開発・分譲

2015/6/18

神奈川・藤沢に、地域の憩いの場となる新業態書店/三井不商業マネジメント

「有隣堂トレアージュ白旗店」店内。フリースペース「トレアージュガーデン」ではサークル活動なども行なえる
「有隣堂トレアージュ白旗店」店内。フリースペース「トレアージュガーデン」ではサークル活動なども行なえる

 三井不動産商業マネジメント(株)と書籍等販売の(株)有隣堂(横浜市中区、代表取締役:松信 裕氏)が新たに開発した新業態店舗「有隣堂トレアージュ白旗店」が19日、「トレアージュ白旗 ショッピングセンター」(神奈川県藤沢市)にオープンする。

 同ショッピングセンターは、2003年開業。小田急江ノ島線「藤沢本町」駅徒歩5分。地上2階建て、敷地面積約1万1,300平方メートル、店舗数約20店舗。

 「有隣堂トレアージュ白旗店」では、新たな試みとして、滞在時間の長時間化、買い回りの向上を図るため、店舗内に顧客がくつろげるフリースペース「トレアージュガーデン」(約90平方メートル)を設置。
 モール内の「FRESHNESS BURGER」、「TULLY’S COFFEE」などによるデリバリーサービスを利用できるほか、持ち込みによる飲食も可能。待ち時間を読書などで有効利用することができる。また、事前予約により、地域のサークル等の活動の場としても利用してもらう。
 他のテナントの販売商品をスペース内に展示するほか、壁面スペースは、地域の絵画作品などの発表の場として提供。地域の人々に向けたさまざまなイベントも開催していく予定。

 18日の報道陣向け内覧会で(株)有隣堂常務取締役の松信 健太郎氏は、「新業態の店舗を出店するにあたり、まちの書店の定義について改めて考え、本を売る場というよりも、地域の人々の交流の場であると位置付けた。趣旨に賛同いただけた店舗とコラボレーションを行なっていき、地域の方に喜んでいただけるような憩いの場にしていきたい」などと述べた。

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