(一社)次世代不動産業支援機構は、次世代住宅コーディネーターおよび次世代住宅プランナーの資格認定制度の開始を発表した。
同資格認定制度は、次世代不動産業の発展をともに牽引し、支える人材を確保・育成することが目的。同時に、次世代住宅コーディネーターの基礎資格となる「コンサルティングセールス検定」の認定もスタートする。
「次世代住宅コーディネーター」は、時代の変遷とともに移りゆく住まいのあり方と、それに伴う技術についての体系的な知識と理解を有することを証明する資格。消費者が住まい、住環境に抱える課題やニーズに対して、幅広い提案力を備え、求める暮らしの実現をサポートする専門家として認定される。
「次世代住宅プランナー」は、次世代住宅コーディネーターによって具現化された、消費者の求める暮らしを形にするための能力(次世代住宅の企画や設計、工事監理など施工に関する能力)を有することを証明する資格。
「コンサルティングセールス検定」は、すべての業界・業種共通の必須スキルであるコンサルティングセールス力を図る新たな営業尺度として、次世代に対応する販売・営業力を有することを証明する資格。
第1回認定講座は、次世代住宅コーディネーターが7月25日、次世代住宅プランナーが10月、コンサルティングセールス検定3級が8月を予定。講師は(株)NTTデータ経営研究所、神奈川工科大学工学教育研究推進機構スマートハウス研究センター、日本コムシス(株)他を予定している。