アットホーム（株）と（株）三井住友トラスト基礎研究所は22日、2015年第1四半期のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国12エリアの賃貸マンションを対象として、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準点とし、価格変化を指数化している。
今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では、東京23区101.81（前期比0.89ポイント増）、東京都下97.44（同1.34ポント増）、横浜・川崎市100.13（同1.08ポイント増）、埼玉東南部98.68（同1.17ポイント増）、千葉西部96.31（同1.38ポイント増）と全エリアで上昇した。
地方都市では、札幌市105.00（同0.86ポイント減）、仙台市119.38（同2.11ポイント増）、名古屋市92.72（同1.41ポイント減）、京都市107.60（同0.24ポイント増）、大阪市104.89（同0.04ポイント減）、大阪広域98.48（同0.69ポイント増）、福岡市102.00（同0.47ポイント増）。仙台市の伸びが目立つ以外は、概ね横ばい、もしくは減少傾向となった。
物件タイプ別では、東京23区はシングルタイプ（18平方メートル以上～30平方メートル未満）99.77（同1.20ポイント増）、コンパクトタイプ（30平方メートル以上～60平方メートル未満）101.66（同0.12ポイント増）、ファミリータイプ（60平方メートル以上～100平方メートル未満）98.04（同1.85ポイント増）と全カテゴリーで上昇。地方都市では、仙台市も全カテゴリーで上昇した。
