不動産ニュース / その他

2015/6/26

ポートフォリオの収益性向上を目指し、保有資産の一部を建て替え/JRF

建て替え前
建て替え前
建て替え後のB館イメージパース図
建て替え後のB館イメージパース図

 日本リテールファンド投資法人(JRF)は25日、保有資産である商業施設「Gビル自由が丘01」(東京都目黒区)B館の建替事業の実施を決定した。

 同商業施設は、東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅徒歩5分に位置。「A館(旧NEXT館)」および「B館(旧コリーヌ館)」の2棟からなる。同施設周辺において商業立地のポテンシャルが向上していること、B館の既存建物が指定容積率300%のうち194%しか消化しておらず、建て替えにより賃貸可能面積の増加が可能となることなどの理由から、B館の建て替えを決定した。オンブック(保有資産を貸借対照表(バランスシート)に計上したまま建て替えすること)での実施は、投資法人初。
 なお、A館については、テナントの全面的な入れ替えをすでに実施した。

 建て替え後の建物は、環境への負荷の低減とともに、意匠性やリーシングの優位性を考慮し、1~3階の主要構造部を耐火木造とする予定。全面ガラス張りのファサードを有する家形が特徴のデザインを計画している。

 同投資法人は、A館のテナント入れ替えとB館の同事業を組み合わせ、物件全体の価値向上を目指しており、同事業実施後のNOIは30%増となる4,200万円の増加。NOI利回りでは、従前より0.7ポイント増の5.9%となる見込み。

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