不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/6/29

中古マンション価格天気図、晴は投資適地に限定/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは29日、2015年5月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 同月の「晴」は10地域(前月10地域)と変わらず、「雨」は5地域(同4地域)に増加した。「小雨」は9地域(同7地域)、「薄日」は12地域(同12地域)となった。「曇」は11地域(同14地域)に減少した。
 前月「曇」だった14地域のうち、「薄日」に改善したのは、岐阜県や広島県など3地域で、7地域は「曇」で変らず、栃木県と四国3県の4地域が「小雨」に悪化。全国の中古価格は下落傾向にあることが分かった。

 前月から天候が改善したのは6地域(同7地域)に減少、横ばいが31地域(同27地域)に増加。悪化は10地域(同13地域)に減少した。
 全国的にみると東京都や大阪府、京都府、愛知県など投資適地は上昇傾向だが、他の地域では下落傾向が強く、インバウンド不動産投資の影響で価格は二極化している。

 天気図の詳細は同社公表資料を参照。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。