不動産ニュース / 開発・分譲

2015/6/29

東京・虎ノ門に複合ビルが竣工/ヒューリック

「ヒューリック虎ノ門ビル」外観
「ヒューリック虎ノ門ビル」外観

 ヒューリック(株)は29日、オフィス・商業店舗の複合ビル「ヒューリック虎ノ門ビル」(東京都港区)の竣工を発表した。

 同ビルは、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩1分、東京メトロ千代田線「霞ヶ関」駅徒歩4分に立地。鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造の免震構造で、地上11階地下1階建て。敷地面積1,341.16平方メートル、延床面積は1万2,211.01平方メートル。

 敷地の南側が外堀通りに40mに渡って面しており、この利点を生かすことを目的に、自然の風と光を建物内部に取り入れる環境配慮システムを採用。
 自然換気は、MITと共同研究開発したシステムに改良を加え、空気取入口のルーバーが、風量に比例して稼働する機構を採用している。自然採光は、シャープ(株)と共同開発した自然採光フィルムを初めて採用、照明電力の約25%を削減する。

 屋上には非常用発電機を備え、共用部や各階のEPSに非常用電源にて約72時間連続で電力供給を行なうことができる計画に。また、水害対策として、オイルタンクや受水槽、防災センターは2階に設置するとともに、同階には港区の防災備蓄倉庫も設置している。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。