不動産ニュース / 開発・分譲

2015/7/2

「渋谷」駅再開発のタワービル屋上に屋外型展望施設設置/東急電鉄

東棟屋上の屋外展望台イメージ。渋谷の観光名所となることを目指す
東棟屋上の屋外展望台イメージ。渋谷の観光名所となることを目指す
「渋谷」駅東口の地下では乗り換えの利便性を上げるための広場創設工事が進められている
「渋谷」駅東口の地下では乗り換えの利便性を上げるための広場創設工事が進められている

 東京急行電鉄(株)は2日、「渋谷」駅周辺の再開発の一環で進めている「渋谷駅街区開発計画」I期(東棟)の展望施設建設について発表。併せて、区画整理等が行なわれている地下工事の様子を公開した。

 「渋谷駅街区開発計画」では「渋谷」駅直上に高さ約230m、地上47階地下7階建てのタワービル(東棟)ほか、中央・西棟を建設する。東棟は2018年度開業予定。訪日観光客の増加などから、20年のオリンピック開催に向け、さらなる都市の魅力づくりを行なうために、東棟屋上に展望施設を設置する。床面積3,000平方メートル、屋外型の展望台で、国内では最大級。360度のパノラマを誇る。ウッドデッキや緑地、バーを設置する。階下には屋内型の展望ラウンジも設ける予定。
 「渋谷駅街区開発計画」の詳細や「渋谷」駅周辺開発については過去のニュース参照。

 また、「渋谷」駅乗り換えの不便さを解消する工事実施についても発表。駅改良やアーバンコア(エスカレーターやエレベーターによる縦動線)の採用、東急各線、東京メトロとJRを結ぶ東口地下広場の創出などにより混雑緩和や乗換所要時間の短縮を図っていく。地下広場設置にあたって、地下1階レベルに流れる渋谷川の一部を移設するほか、これまで発生していた浸水を予防すべく、地下に雨水貯留槽を設置する。オリンピック開催までの完成を目指す。

 なお、11年2月に着工した「渋谷」駅周辺開発全体の工事進捗状況は駅東口側を中心に3割程度。全体完成は27年の予定。

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