不動産ニュース

2015/7/6

景気停滞感強まる、不動産の景気DIふたたび悪化/TDB調査

 (株)帝国データバンクは3日、2015年6月の「TDB景気動向調査(全国)」結果を発表した。調査対象は2万3,442社、有効回答は1万867社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は44.7(前月比0.6ポイント減)と2ヵ月ぶりに悪化。燃料価格の上昇や公共工事の減少などの要因のほか、大雨による天候不順も景気を下押しした。業界別では「建設」「製造」「卸売」「不動産」など10業界中8業界が悪化した。

 「不動産」のDIは、49.1(前月比0.5ポイント減)。「一等地は売り手市場でなかなか物件が出ず、一方、人気のない立地は買い手がつかないという二極化で流動化に至らず」「流動性がなく、デフレが加速し、供給過剰に陥っている」といった声が挙がっている。

 企業規模別では、「大企業」が48.4(同0.8ポイント減)、「中小企業」が43.6(同0.7ポイント減)、「小規模企業」は43.1(同0.1ポイント減)となり、6ヵ月ぶりに全規模が悪化した。

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