不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/7/6

不動産流動化事業が堅調。営利84%増/トーセイ15年11月期第2四半期決算

 トーセイ(株)は3日、2015年11月期第2四半期決算を発表した。

 当期は、連結売上高223億4,300万円(前年同期比9.2%増)、営業利益45億5,000万円(同84.0%増)、税引前利益41億7,000万円(同98.6%増)、四半期利益26億5,300万円(同106.0%増)。

 主力の不動産流動化事業は、「東陽町トーセイビル」(東京都江東区)、「新宿6丁目ビル」(東京都新宿区)、「小川町東誠ビル」(東京都千代田区)等18棟のバリューアップ物件を販売。また、Restyling事業において「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)等で34戸を販売した。その結果、売上高137億5,900万円(同7.2%増)、セグメント利益33億円(同160.1%増)を計上した。

 不動産開発事業では、戸建住宅57戸ほか、新築賃貸マンション「THEパームス西台」(東京都板橋区)および4件の土地を販売。戸建住宅開発用地1件を取得し、売上高は41億6,200万円(同32.0%増)、セグメント利益は5億9,300万円(同105.0%増)となった。
 不動産賃貸事業の売上高は18億100万円(同1.8%減)、セグメント利益は8億600万円(同30.0%減)。

 なお通期については、物件の販売時期の見直しによる影響や、当期販売物件の利益率が当初予想を上回ったことなどにより、1月14日に公表した業績予想を修正。修正後は連結売上高515億円(前回発表比8.7%減)、営業利益65億円(同8.3%増)、税引前利益55億8,300万円(同10.7%増)、当期利益35億5,500万円(同9.1%増)を見込む。

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