不動産ニュース

2015/7/8

首都圏の新築一戸建て、平均価格2ヵ月連続で下落/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは7日、2015年6月の主要都市圏・主要都市別の新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物共に所有権。

 首都圏の新築戸建ての平均価格は3,350万円(前月比1.2%下落)と2ヵ月連続の同率下落。東京都が4,297万円(同0.9%下落)、千葉県が2,834万円(同0.8%下落)といずれも2ヵ月連続で下落した。神奈川県は3,619万円(同1.0%下落)と再び下落に転じ、埼玉県も2,959万円(同2.1%下落)と5ヵ月ぶりの下落となった。首都圏の供給戸数は、埼玉県で20.8%増となった影響で、3,955戸(同5.7%増)と増加した。

 近畿圏の平均価格は、2,991万円(同2.1%下落)と4ヵ月ぶりに下落に転じ、3,000万円を割り込んだ。大阪府が3,153万円(同0.1%下落)とほぼ横ばい、兵庫県が3,040万円(同7.4%下落)、京都府は3,280万円(同1.0%下落)。供給戸数は1,079戸(同5.1%増)と、4ヵ月ぶりに増加した。

 そのほかでは愛知県は3,105万円(同1.9%上昇)と再び上昇、供給戸数も825(同8.7%増)と大きく増加。福岡県は2,500万円(同0.8%下落)と2ヵ月連続で下落、供給戸数も318戸(同6.7%減)と大きく減少した。

 主要都市別では、東京23区が5,436万円(同1.8%下落)、東京都下が3,815万円(同0.2%上昇)、横浜市が4,374万円(同3.1%上昇)。東京23区とその周辺都市では下落傾向が続いているが、郊外都市は依然上昇を維持。
 大阪市は4,006万円(同5.2%上昇)と1年ぶりに4,000万円台を回復。神戸市は3,188万円(同6.8%下落)、京都市が3,766万円(同1.6%上昇)、名古屋市が3,813万円(同2.5%上昇)、福岡市が3,037万円(同1.9%下落)。

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