不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/7/13

東京都心5区の空室率、引き続き低下傾向に/三幸エステート調査

 三幸エステートは13日、2015年6月末時点の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京23区、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市)の大規模ビル(基準階床面積200坪以上)マーケットのデータをまとめた。

 東京都心5区の大規模ビル空室率は3.71%(前月比0.08ポイント減)、現空面積は19万3,030坪(同4,195坪減)。既存ビルは旺盛なオフィスビル需要と新築ビルに対する相対的な値ごろ感から、空室床が着実に解消し、小幅ながらも空室率は低下傾向が継続している。

 1坪当たりの募集賃料は1万9,770円(同361円上昇)、募集面積は49万567坪(同4,562坪減)だった。

 また、全国6大都市の大規模ビル空室率は、東京23区が4.2%(同変わらず)、札幌市5.4%(同0.7ポイント増)、仙台市10.1%(同0.6ポイント減)、名古屋市4.9%(同0.2ポイント減)、大阪市6.3%(同0.1ポイント増)、福岡市4.3%(同0.4ポイント減)。


動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。