不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/7/14

15年上半期首都圏マンション、発売戸数は1万8,000戸/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は14日、2015年上半期(1~6月)および6月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 15年上半期のマンション発売戸数は1万8,018戸(前年同期比7.1%減)と、減少した。地域別では東京都区部8,535戸(同3.3%減)、東京都下2,383戸(同42.5%増)、神奈川県3,648戸(同20.7%減)、埼玉県1,673戸(同22.5%減)、千葉県1,779戸(同 16.8%減)と、都下以外はいずれも減少した一方、都区部のシェアは増加した。

 初月契約率の平均は76.1%(同2.3ポイントダウン)。上半期としては6年連続の70%台となった。1戸当たりの平均価格は5,256万円(同4.9%増)、1平方メートル当たり単価74万8,000円(同5.8%増)と、いずれも上昇した。

 即日完売したのは1,258戸で、発売戸数の7.0%となった。

 6月の首都圏マンション新規発売戸数は3,503戸(前年同月比で変化なし)となった。月間契約率は78.7%(同2.1ポイントアップ)と上昇した。

 1戸当たりの平均価格は5,815万円(同20.4%増)、1平方メートル当たりの単価は82万9,000円(同21.4%増)といずれも上昇。6月末時点の販売在庫数は4,936戸で、前月末に比べて146戸減少した。

 なお、7月の発売戸数は4,000戸の見込み。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。