不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/7/15

駆け込み需要の反動減などの影響で減収減益/タマホーム15年5月期決算

 タマホーム(株)は14日、2015年5月期決算を公表した。

 当期(14年6月1日~15年5月31日)の連結売上高は1,495億7,000万円(前年同期比11.8%減)、営業利益22億8,400万円(同50.1%減)、経常利益20億1,600万円(同55.3%減)、当期純損失6億4,100万円(前年同期:当期純利益17億1,700万円)。

 主力の住宅事業は、22店舗を新規出店、モデルルーム47ヵ所のリニューアルを実施し、販売網の整備を行なったほか、太陽光発電システムを搭載した戸建住宅、郊外型木造戸建住宅の販売を行なうなど、新商品やサービスの提供に取り組んだ。しかし、消費税率引き上げの駆け込み需要の反動減、週末の天候不順などの影響を受けて来場者が減少。また、不採算店舗の統廃合に関する減損損失を計上した結果、売上高は1,307億1,500万円(前年同期比15.2%減)に。価格改定による工事利益率の低下が影響し、営業利益は7億3,800万円(同75.7%減)となった。

 通期では、連結売上高1,537億円、営業利益28億円、経常利益28億円、当期純利益10億円を見込む。

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