大和ハウス工業(株)は16日、創業60周年を機に、戸建分譲ブランドを「SECUREA(セキュレア)」に刷新した。今後は開発する戸建分譲地は1区画から「SECUREA」ブランドに統一する。
「SECUREA」は「ふれあう。ほっとする。」がコンセプト。「安全・安心」だけではなく、家族やまちで暮らす人々、隣まちや未来と「ふれあう」ことをテーマに、幸せと笑顔があふれるまちづくりを約束するという意味が込められている。
同社はこれまで、「ネオポリス」の名称で大阪府羽曳野市をはじめ、兵庫県川西市、神奈川県横浜市、など全国65ヵ所で6万1,000区画・2,700万平方メートルを供給してきた。創業60周年を機に、認知度・ブランド価値の向上を目的に、「一人ひとりのニーズに合った安心できる土地を提供する“とち力”」、「高品質の設計・建築で基本性能が優れた住宅に、最長50年間の長期保証を合わせた“いえ力”」、「景観・建物配置などまち並み全体で計画することで安全性・快適性に配慮し、資産価値の高いまちを提供する“まち力”」の3つの力を活用し、良質な戸建分譲地を提供を目指す。
ブランド刷新に伴い、「ハダシバフ」プロジェクトを実施。同プロジェクトは、「裸足になれる場所がある、暮らし」をコンセプトとし、「SECUREA」のブランドイメージである「安全・安心」や「ふれあい」を象徴するアイテムとして、全区画に芝生を設ける。
新ブランド第1弾として、東京都練馬区で30区画の戸建分譲住宅地「SECUREA桜台」の開発に着手。西武池袋・豊島線「練馬」駅から徒歩11分に立地。全戸に家庭用リチウムイオン蓄電池や、同社オリジナルのエネルギーマネジメントシステム「D-HEMS3(ディー・ヘムススリー)」、太陽光発電システムなどを搭載し、環境配慮と光熱費の削減の両立を実現する。販売開始は 2015年8月上旬を予定。