大東建託(株)は30日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)は、連結売上高は3,355億9,000万円(前年同期比6.4%増)、営業利益269億8,300万円(同7.7%増)、経常利益281億900万円(同8.0%増)、当期純利益186億8,700万円(同12.3%増)。
主力の建設事業は、豊富な期首受注工事残高を背景に順調に工事が進捗し、売上高は1,347億9,600万円(同4,5%増)、営業利益は189億4,400万円(同2.2%増)。受注高は1,316億6,200万円(同7.6%減)にとどまった。
不動産事業は「賃貸経営受託システム」による一括借り上げ物件の増加に伴い、借上会社である大東建託管理(株)の家賃収入が増加。「連帯保証人不要サービス」を提供しているハウスリーブ(株)の収入拡大も寄与し、売上高1,906億8,600万円(同7.9%増)、営業利益81億9,600万円(同29.3%増)を計上した。期末の入居率は居住用物件95.9%(同0.1ポイント上昇)、事業用物件98.0%(同1.1ポイント上昇)となった。
通期では、連結売上高1兆4,313億円、営業利益9,300億円、経常利益9,750億円、当期純利益6,330億円を見込む。