不動産ニュース / 開発・分譲

2015/8/3

大阪に国内最大級大型複合施設「EXPOCITY」。11月19日オープン/三井不動産

「EXPOCITY」全体イメージ
「EXPOCITY」全体イメージ
「EXPOCITY」航空写真(7月25日時点) 写真撮影:株式会社エスエス大阪
「EXPOCITY」航空写真(7月25日時点) 写真撮影:株式会社エスエス大阪
「商業施設事業をさらなる成長のドライバーとなる重要な事業と位置づけ、今後も積極的に展開していく」と語る三井不動産(株)代表取締役社長・菰田正信氏
「商業施設事業をさらなる成長のドライバーとなる重要な事業と位置づけ、今後も積極的に展開していく」と語る三井不動産(株)代表取締役社長・菰田正信氏

 三井不動産(株)は3日、Zepp DiverCity TOKYO(東京都江東区)で記者会見を開催。11月19日に万博記念公園に日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」(大阪府吹田市)を開業すると発表した。
 
 大阪モノレール「万博記念公園」駅徒歩2分、アジアで初の日本万国博覧会「EXPO‘70」が開催された地に開発されるもので、敷地面積約17万2,000平方メートル、鉄骨造地上1~3階建て。延床面積は約22万3,000平方メートル、店舗面積(ららぽーとEXPOCITY)は約7万1,000平方メートル。

 大阪市港区にある世界最大級の水族館「海遊館」が初めてプロデュースする、水族館、動物園、美術館のジャンルを超えたミュージアム「NIFREL」、日本発となるアメリカの文化や日常を楽しみながら英語を学べる体験型教育施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE」、日本一の高さを誇る観覧車「OSAKA WHEEL(仮称)」など、8つの大型エンターテインメント施設を設置。
 「ららぽーとEXPOCITY」は、西側モールと東側モールで構成。全305店舗が出店し、うち関西初出店店舗が47店舗。旗艦店として、テナント誘致に際してもハイラインを意識して誘致している。
 また敷地内には、直径60mを超える大型の屋外広場「空の広場」を、ららぽーとEXPOCITYの中央には、自然光を取り込む開放的な吹き抜け空間「光の広場」を設ける。
 
 同社代表取締役の菰田正信氏は、「『EXPO’70』が開催されたのが、昭和45年。そしてそこから45年が経過する今年の11月に『EXPOCITY』が開業する。当社では、商業施設事業をさらなる成長のドライバーとなる重要な事業と位置づけている。今年すでに3つの商業施設が開業企業しており、今後も多くの商業施設を国内外でオープンさせていく計画。商業施設は、もはやショッピングするだけの場所ではないと考える。くつろぐ、遊ぶ、学ぶなど、豊かな時間が過ごせるよう機能を充実させ、地域コミュニティの核となって、暮らしのあらゆるソリューションを提供していく場とする」と語った。

 同社では、開業後しばらくたってからの定常状態時で年間国内からの来場者数1,700万人を見込む。また、ららぽーとEXPOCITY内では、多言語対応やプレイヤールーム(祈祷室)の設置、ノンポーク・ノンアルコールメニューの提供などのインバウンド対応をすすめ、海外からの来場者を獲得することで、さらなる来場者獲得を進める計画。

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