平和不動産(株)はこのほど、2016年3月第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)の連結売上高は82億9,100万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は19億3,400万円(同6.3%減)、経常利益は16億2,000万円(同0.5%減)、当期純利益は9億5,000万円(同9.9%増)となった。
主力の賃貸事業では、ビル賃貸事業において前期に取得した「茅場町ブロードスクエア」(東京都中央区)や「KDX浜松ビル」(東京都中央区)および「栄センタービル」(名古屋市中区)、前期に竣工した「丸善名古屋本店ビル」(名古屋市中央区)の賃貸収益が貢献したものの、「東京証券取引所ビル」(東京都中央区)の賃料減額が影響し、ビル賃貸収益は44億4,700万円(同3.6%減)と減少。セグメントの売上高は47億7,900万円(同3.2%減)となった。
通期については、売上高385億円、営業利益70億円、経常利益50億円、当期純利益27億円を見込んでいる。