不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/8/5

不動産再生事業が堅調に推移、増収増益/サンフロンティア不動産16年3月期第1四半期決算

 サンフロンティア不動産(株)は4日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~6月30日)は、連結売上高60億6,000万円(前年同期比30.0%増)、営業利益14億2,300万円(同38.7%増)、経常利益13億6,700万円(同42.8%増)、当期純利益11億8,300万円(同33.4%増)。

 主力の不動産再生事業では、リプランニング事業において5棟を販売。より付加価値を高めた中規模物件を販売したことで、売上高・利益ともに増加した。賃貸ビル事業についても、商品化の過程にあるリプランニング物件数の増加による家賃収入等が増加し、売上高・利益ともに増加。その結果、売上高は51億6,200万円(同28.1%増)、セグメント利益は15億600万円(同22.9%増)となった。
 仲介事業は、不動産投資市場の回復等を背景に案件規模が拡大したこと等により、売上高は4億500万円(同82.5%増)、セグメント利益は3億6,600万円(同106.8%増)。
 プロパティマネジメント事業については、受託棟数の増加に取り組み、前年同四半期末から50棟(同20.7%増)の増加。売上高3億5,800万円(同16.6%増)、セグメント利益1億6,600万円(同15.9%増)を計上した。

 なお通期については、連結売上高330億円、営業利益63億円、経常利益60億円、当期純利益53億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。