サンフロンティア不動産(株)は4日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)は、連結売上高60億6,000万円(前年同期比30.0%増)、営業利益14億2,300万円(同38.7%増)、経常利益13億6,700万円(同42.8%増)、当期純利益11億8,300万円(同33.4%増)。
主力の不動産再生事業では、リプランニング事業において5棟を販売。より付加価値を高めた中規模物件を販売したことで、売上高・利益ともに増加した。賃貸ビル事業についても、商品化の過程にあるリプランニング物件数の増加による家賃収入等が増加し、売上高・利益ともに増加。その結果、売上高は51億6,200万円(同28.1%増)、セグメント利益は15億600万円(同22.9%増)となった。
仲介事業は、不動産投資市場の回復等を背景に案件規模が拡大したこと等により、売上高は4億500万円(同82.5%増)、セグメント利益は3億6,600万円(同106.8%増)。
プロパティマネジメント事業については、受託棟数の増加に取り組み、前年同四半期末から50棟(同20.7%増)の増加。売上高3億5,800万円(同16.6%増)、セグメント利益1億6,600万円(同15.9%増)を計上した。
なお通期については、連結売上高330億円、営業利益63億円、経常利益60億円、当期純利益53億円を見込む。