不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/8/6

持家戸建て居住者の6割弱が「現在住んでいる家に不満」/SuMiKa調査

 (株)SuMiKaは5日、「家のこだわり」と「リフォーム」に関する調査結果を発表した。全国20歳代以上の男女1万7,737人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査期間は5月14~22日。

 「いま住んでいる家に不満を感じることはあるか」との問いに対し、不満を感じる(「よく」「たまに」「何度か」)と答えた不満派は約58.6%、不満を感じない(「ほとんどない」「まったくない」)と答えた満足派は約41.4%。不満派のうち約44.0%が、住んでから5年未満で不満を感じていることが分かった。

 リフォームで改善したい住まいの悩みについては、約21.5%が「収納を増やしたい」と回答。「効率的な動線にしたい」(約20.5%)、「もっと広くみせたい」(約13.1%)と続いた。
 不満派・満足派で違いを比べてみたところ、不満派は「収納を増やしたい」(約24.2%)、「効率的な動線にしたい」(約22.8%)、「もっと広くみせたい」(約14.2%)が上位に。満足派は、「遊び要素を取り入れたい」(約18.1%)、「収納を増やしたい」(約17.6%)、「効率的な動線にしたい」(約17.1%)となり、家に満足している人は、機能的な部分より、家での時間を楽しめる工夫に注目していた。
 
 不満派も満足派も、こだわりの空間1位は「リビング」(約32.9%)と回答。同社は、「5年後10年後に満足して暮らせる住まいをつくるためには、『収納力』『リビング』が非常に重要なポイント」としている。

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