不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/8/7

住宅事業が牽引。営利23.8%増の195億5,600万円/東京建物15年12月期第2四半期決算

 東京建物(株)は7日、2015年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年1月1日~6月30日)は、連結営業収益1,271億8,700万円(前年同期比8.0%増)、営業利益195億5,600万円(同12.8%増)、経常利益141億3,400万円(同78.8%増)、四半期純利益116億3,300万円(同88.4%減)。四半期純利益の大幅減は、前年同期に連結子会社であるSPCが「大手町タワー」(東京都千代田区)の一部を売却したこと等に伴い計上した固定資産売却益の反動減によるもの。

 主力のビル等事業では、前年同期に販売用不動産を売却した影響等により、営業収益421億6,300万円(同21.8%減)、営業利益121億1,800万円(同22.3%減)の減収減益に。
 住宅事業は「Brillia Tower 池袋」(東京都豊島区)、「Brillia 有明 CityTower」(東京都江東区)などの売り上げを計上。営業収益611億6,900万円(同39.4%増)、営業利益84億6,900万円(同319.0%増)に。
 その他事業では、不動産流通事業、時間貸駐車場事業が好調に推移。シニア事業において初期投資に係る費用が増加したものの、営業収益238億5,400万円(同19.5%増)、営業利益19億4,500万円(同1.6%減)となった。

 通期は、営業収益2,420億円、営業利益310億円、経常利益200億円、当期純利益140億円を見込んでいる。

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