不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/8/10

新設住宅着工の減少で建材事業が不振/すてきナイスG16年3月第1四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は7日、2016年3月第1四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~6月30日)の連結売上高は472億600万円(前年同期比6.0%減)、営業損失は14億3,300万円(前年同期:営業損失11億7,400万円)、経常損失は15億500万円(同:経常損失12億4,200万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は17億2,900万円(同:純損失10億8,600万円)となった。

 建材資材事業で、省エネ住宅ポイントや地域型住宅グリーン化事業などを活用できるよう提案。また、中大規模木造建築物の取り組みを推進したが、新設住宅着工戸数が減少したことが影響し、減収減益に。同事業の売上高は392億9,600万円(同8.0%減)、営業利益は2億900万円(同59.2%減)となった。
 
 住宅事業では、マンション部門において免震構造や強耐震構造の商品を供給。一戸建住宅部門では、企画型注文住宅「パワーホーム」などを供給するとともに、メゾネット型賃貸住宅「パワーホームプラス」の販売にも注力した結果、同事業の売上高は62億7,300万円(9.7%増)、営業損失11億3,700万円(前年同期:営業損失11億1,000万)となった。
 
 通期は、連結売上高2,400億円、営業利益18億円、経常利益9億円、当期純利益5億円を見込んでいる。

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