不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/8/11

首都圏の新築狭小戸建ての平均価格、首都圏・近畿圏で上昇傾向/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは10日、2015年7月の主要都市圏・主要都市別の新築狭小一戸建て住宅平均価格動向をまとめた。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内、木造で、土地・建物共に所有権の物件。

 首都圏の新築狭小一戸建ての平均価格は3,914万円(前月比3.1%上昇)と反転上昇した。土地面積が100平方メートル以上300平方メートル未満の新築一戸建て住宅の平均価格3,400万円より15.1%高額となっている。東京都は4,649万円(同1.4%上昇)、神奈川県は3,729万円(同1.2%上昇)、千葉県は3,228万円(同2.6%上昇)、埼玉県は3,159万円(同3.4%上昇)と、いずれも上昇傾向となった。

 近畿圏の平均価格は、3,023万円(同1.3%上昇)で2ヵ月ぶりに3,000万円台に回復。大阪府は2,935万円(同1.7%上昇)、兵庫県は3,314万円(同0.1%上昇)、京都府は3,158万円(同3.8%上昇)となった。

 中部圏は3,122万円(同1.1%下落)。愛知県は3,162万円(同1.1%下落)と下落したものの、引き続き土地面積100~300平方メートルの一戸建てよりわずかながら高額となっている。

 主要都市別では、東京23区が5,215万円(同1.0%上昇)で3ヵ月ぶりに上昇。東京都下は3,900万円(同3.4%上昇)、横浜市は3,834万円(同0.5%下落)。大阪市は3,339万円(同増減なし)、神戸市は3,463万円(同0.2%下落)、京都市は3,343万円(同3.8%上昇)、名古屋市が3,312万円(同2.4%下落)となった。

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