飯田グループホールディングス(株)は11日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)の連結売上高は2,680億6,800万円(前年同期比13.4%増)、営業利益175億2,700万円(同58.0%増)、経常利益168億2,000万円(同64.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益97億4,600万円(同75.6%増)。
当期は、徹底した原価管理と品質の向上に努め、高品質の住宅を低価格で供給することに注力した。また、「第1次中期経営計画」の2年目に入り、グループの戸建分譲住宅の品質基準を住宅性能表示制度に基づく基準へ一本化。長期優良住宅の躯体性能基準(一次エネルギー消費量項目を除く)を満たすレベルまで品質が確保されるよう、性能面の向上に取り組んだ。
グループ各社ごとに売上高、戸建分譲戸数(売上高)をみると、一建設グループが834億9,500万円(同2.2%増)、2,521戸(621億3,800万円)。飯田産業グループが483億5,500万円(同5.7%増)、1,484戸(467億7,400万円)。東栄住宅グループが334億7,700万円(同34.0%増)、1,032戸(318億9,200万円)。タクトホームグループが260億4,500万円(同63.4%増)、946戸(257億1,500万円)。アーネストワンが543億7,200万円(同21.6%増)、2,223戸(511億7,600万円)。アイディホームが223億2,000万円(同4.1%減)、925戸(221億9,200万円)。
なお通期においては、連結売上高1兆1,449億円、営業利益660億円、経常利益626億円、親会社株主に帰属する当期純利益368億円を見込んでいる。