積水化学工業（株）住宅カンパニーは、ソーラー住宅「V to Heim（ブイ トゥ ハイム）シリーズ」とプラグインハイブリッド自動車（PHEV）との連係の対応を、27日より開始する。住宅とPHEVの連系を実現したのは、同社が初。
「V to Heimシリーズ」は、電気自動車（EV）と系統連系し、住宅と車の間で電力のやりとりを可能にする「V2H（Vehicle to Home）システム」を搭載した鉄骨系・木質系住宅。
今回、PHEVとの電力系統連系が可能となったことで、雨天で大容量太陽光発電システムが発電できない日が続いたとしても停電時に、暮らしに必要な電力を最大10日分補うことが可能になった。
三菱自動車工業（株）「アウトランダーPHEV」の場合、光熱費と自動車燃料費を合わせて合計約63万円／年の家計支出削減効果を見込める。また、住宅と車が排出するCO2も大幅に削減。CO2排出量をゼロ以下にすることも可能となる。
