不動産ニュース / IT・情報サービス

2015/8/28

売買物件の「リアルタイム査定」開始。仲介業にも参入/リブセンス

「IESHIL」の仕組み
「IESHIL」の仕組み

 インターネットメディアの運営事業を手掛ける(株)リブセンス(東京都品川区、代表取締役社長:村上太一氏)は27日、売買情報・仲介サービス「IESHIL(イエシル)」を開始。不動産仲介業に新規参入する。

 同サービスは、ビッグデータを活用した不動産物件の「リアルタイム査定」(特許出願中)や、物件に関する利便性・治安・地盤情報等8項目の「レイティングデータ公開」、中古不動産物件の「売買仲介サービス提供」の3つで構成される。

 「不動産のリアルタイム査定」は、約3,000万件に上る売買・賃貸履歴等のビッグデータを活用し、各物件の価格推移を明示するとともに、市場価値を査定。売買の判断に必要な情報を閲覧できるもの。現在のサイトはβ版で、先行リリースした東京23区内のマンション物件の情報が閲覧できる。

 不動産仲介サービスについては、同社専属のエージェントが購入・売却に関するコンサルティングを提供していく方針。

 なお、今後、都市部への物件の対象を拡大させていくほか、物件関連情報のレイティングデータの公開や不動産仲介サービスの提供については、今年中をめどに提供していく考え。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。