不動産ニュース / 政策・制度

2015/8/31

石川・金沢と静岡・掛川の再開発を民間都市再生事業認定/国交省

「片町A地区第一種市街地再開発事業」完成予想図
「片町A地区第一種市街地再開発事業」完成予想図
「掛川駅前東街区第一種市街地再開発事業」完成予想図
「掛川駅前東街区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 国土交通省は31日、「片町A地区第一種市街地再開発事業」(石川県金沢市)と「掛川駅前東街区第一種市街地再開発事業」(静岡県掛川市)の2事業を、民間都市再生整備事業計画に認定した。

 「片町A地区」は、金沢市の都心部に位置し、事業対象面積は6,201.80平方メートル。昭和30年代築の狭小建築等の更新が滞り、防災性能や歩行者環境の低下する懸念があった。そのため、商業施設や広場の整備により、中心市街地の再生・都市機能集積を図る。

 建物は敷地面積4,660.20平方メートル、鉄骨造地上5階塔屋1階建て、延床面積1万5,142.28平方メートルの商業施設。物販店舗や飲食店、ブライダル施設などを誘致する予定。このほかに面積831.28平方メートルの広場も整備する。事業施行期間は2014年9月1日~16年5月31日。

 「掛川駅前」は、都市機能の低下が顕著な中心市街地において、まちなか居住の推進や創業施設整備によって賑わいを創出するのが目的。事業対象面積は9,000平方メートル。

 建物は「北棟」「店舗棟」「駐車場棟」の3棟。北棟は敷地面積1,881.68平方メートル、鉄筋コンクリート造地上12階建て住宅と店舗の複合建物となる。店舗棟は鉄骨造地上2階建て。事業施行期間は15年2月9日~16年8月31日。

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