不動産ニュース / 開発・分譲

2015/9/1

千葉・幕張のホテル増築に着手。全2,001室に/アパグループ

「アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」完成予想イメージ
「アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」完成予想イメージ

 アパグループは1日、「アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」イーストウイング(千葉市美浜区、客室数500室)増築工事の起工式を執り行なった。

 「アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」は、JR京葉線「海浜幕張」から徒歩約5分。2005年に西武鉄道(株)から旧幕張プリンスホテルを買収、施設の新設や客室の改装などを施し06年に再オープンし営業してきた。今回で500室増築し、全2,001室となる。
 
 今回増築するイーストウイングは、同ホテル敷地内に建設するもので、建築面積1,896.17平方メートル、延床面積1万1,961.54平方メートル。鉄骨造地上11階建て。セントラルタワー、ウエストウイングの2ヵ所38個34種類の大浴場施設に加え、新たに女性専用の露天風呂付き大浴場を創設するほか、和食レストランを新設する。

 全館LED照明を採用。ガスヒートポンプエアコンにより電気使用量を削減し、ガス・コージェネレーションシステムにより排熱を有効利用する。また複層ガラス・遮熱カーテンにより断熱効果を向上するなど環境に配慮する。

 客室には、サーモスタット付き定量止水栓、節水シャワーを備えたアパホテルオリジナルユニットバスやオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」・3Dメッシュまくらなどを導入。また、50型の大型液晶テレビを標準設置する。

 同日会見した同グループ代表の元谷 外志雄氏は、「ウエストウイング500室の増築後も大変高い稼働率を続けているため、さらに500室の増築を決定した。今回も90%以上の稼働率を期待している。当社は今後も大型ホテルの供給が続くが、泊まるだけでなく、ホテルの中で楽しめるまちなかのアーバンリゾートを目指し、事業を展開していきたい」と抱負を述べた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。