不動産ニュース / 仲介・管理

2015/9/3

「事故物件化」による損失を対象にする保険、投資用物件のすべてに付与/シノケングループ

 (株)シノケングループの連結子会社である(株)シノケンハーモニーは1日より、同社が販売する投資用アパート・マンション全物件に入居者の孤立死などで発生した損失を補てんする保険の付与を開始した。

 死亡事故や自殺などによる事故物件化による家賃下落や空室化などの費用負担は、オーナーの賃貸経営に大きな影響を与えることから、保険を活用した新サービスを考案した。

 同保険商品はグループ会社のジック少額短期保険(株)との共同開発。死亡事故によって事故物件化したことで生じた家賃収入の損失や、事故による住戸内汚損などの修繕にかかる費用を補償する。家賃収入等の損失の場合は家賃30%を36ヵ月間分(上限家賃10.8ヵ月分)、汚損の修繕については上限家賃6ヵ月分を補償する。保険料は月額賃料の約0.2%。

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