不動産ニュース

2015/9/4

東武東上線沿線初のモデルハウスで二世帯住宅を提案/ポラスグループ

「和美庵」(左)と「ARZILL FRONTIAN」(右)外観
「和美庵」(左)と「ARZILL FRONTIAN」(右)外観
「ARZILL FRONTIAN」2階の共用リビング。開放的でありながら落ち着きのある雰囲気を演出
「ARZILL FRONTIAN」2階の共用リビング。開放的でありながら落ち着きのある雰囲気を演出
「和美庵」1階のリビング。「座リビング」で水平ラインを強調
「和美庵」1階のリビング。「座リビング」で水平ラインを強調

 ポラスグループのポラテック(株)(埼玉県越谷市、代表取締役:中内 晃次郎氏)は8月30日、新座・朝霞ハウジングステージ内にモデルハウスをオープン。3日に報道陣に公開した。なお、東武東上線エリアでは初の展示場となる。

 同展示場では、POHAUS(ポウハウス)ブランドの主力商品「ARZILL(アルジール)」の新商品「ARZILL FRONTIAN(アルジール・フロンティアン)」と、「和美庵(わびあん)」を展示。

 「ARZILL FRONTIAN」は、「家系を繋ぐために集まり(聚い)住む家」をテーマに新しい二世帯住居を提案。30代前半の共働きの娘世帯と50~60歳代の親世帯を想定し、2階に両世帯が共有できるリビングや客間を設置したほか、1階の親世帯と3階の子世帯にもそれぞれ趣味を楽しむこともできるプライベートリビングを用意した。
 また住み継がれる「TIMELESS MASTER PEASE One&Only. 経年進化の家」をコンセプトに、経年で風味が出る無垢材、木、石などの天然素材を生かしたデザインを用い、経年劣化する工業製品などの設備は隠す仕様を採用した。
 敷地面積214.89平方メートル、延床面積153.05平方メートルの3階建て住宅。本体価格は4,073万円で、年間販売目標は13棟。

 「和美庵」は、50歳代後半~60歳代の夫婦向けに、「終の棲家 けわいの家」として、お互いの“趣味部屋”や“道楽部屋”があり、つかず離れずの微妙な距離感「気配(けわい)」を大切にした新しい住まいを提案。「和美庵」のキーワードである〝低い位置で生活する”水平ラインを強調した「座リビング」には、光が柔らかに透け気配が感じられる格子などを採用した。そのほか、ロフトなども立体的に点在させているのが特徴。
 敷地面積214.89平方メートル、延床面積96.05平方メートルの2階建て住宅。本体価格は2,666万円で、年間販売目標は12棟。

 見学会で挨拶した、同社取締役木造住宅事業部・事業部長の森田昭廣氏は、「ARZILL FRONTIAN」について、「来場者データから二世帯の要望に対応しきれていないことが分かった。より多くの顧客の要望に応えるため、既存のARZILLに新たな軸を入れて商品展開する。ポウハウスの顧客は現時点で請負金額平均が3,330万円。今後、二世帯の層を広げ3,500万円超を目指していきたい」などと述べた。

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