大東建託(株)はこのほど、同社独自の柱状地盤補強工法「DK-Pile」で特許を取得したと発表した。
同工法は、独自に開発した掘削刃を取り付けたケーシング(鋼管)を地盤に回転・圧入後、現場にてコンクリートを打設して補強体を作るもの。コンクリートと地盤を混同して作られる一般的な柱状地盤改良と違い、コンクリートと地盤(土)を撹拌混合しないため、土質に左右されることなく品質を確保することができるのが特徴。
また、圧入しながら掘削施工するため産廃となる残土排出がほとんどなく、セメントを混合しないため施工時に粉じんが舞うことないなど、環境にやさしい工法として、3階建て建物を中心に採用していく。