不動産ニュース / ハウジング

2015/9/25

5階建てまで対応する重量鉄骨住宅を発売/大和ハウス工業

5階建ての外観イメージ
5階建ての外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は、新構法を採用した3~5階建て重量鉄骨住宅商品「skye(スカイエ)」を10月1日より発売する。

 2013年4月に発売した重量鉄骨ラーメン構造の4・5階建て対応住宅商品「skye」をリニューアルしたもの。今後の中層住宅の需要拡大を見込み、建て替え層をターゲットに二世帯住宅や賃貸併用住宅、店舗併用住宅といった要望に応える。

 リニューアル後は、新構法「DRF構法」を採用。2種類の柱サイズ、3種類の大梁サイズを用意し、複数のバリエーションを使い分けることで、高い強度を保ちながら自由度の高い設計が可能となる。また、柱と梁の接合部は、自社工場内で完全溶け込み溶接によって一体化することで高強度を実現。大空間・大開口と安全・安心を実現している。さらに、5階建てまで対応が可能な制震装置「フリクションD」を搭載する。

 また、狭小地において仮設足場を狭小スペース専用に独自開発。隣地境界との距離が30cmでも建設ができる狭小スペース工法を開発した。また、2~5階の床を張り出す「キャンチルーム」の出幅を最大2m73cmまで拡大。最大1m82cmまで張り出すことのできる「キャンチバルコニー」と合わせて、その下部を駐車スペースや自転車置き場として活用できるようにした。
 外観は外張り断熱通気外壁対応と高級感のある外観デザインとしている。

 販売エリアは、一都三県から東海エリアや近畿エリアを中心に全国の都市部(北海道、沖縄県、積雪地は除く)に拡大。本体工事価格は3.3平方メートル当たり101万8,000円(税込)~。販売目標は年間300棟。

 25日に開催した商品発表会で、同社執行役員住宅事業推進部営業統括部長の水谷 勲氏は、「相続税制度の改正も影響し、賃貸併用住宅や店舗といった併用住宅のニーズが高まっていくだろう。お客さまの声を拾いながら良い住宅をつくっていきたい」等と話した。

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