不動産ニュース

2015/9/30

15年上半期の住宅リフォーム市場規模、14年上半期比約2割の減少/矢野経済研究所が推計

 (株)矢野経済研究所は29日、住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査の結果を発表した。対象は「10平方メートル超の増改築工事」「10平方メートル以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野。

 2015年第1四半期(1~3月)の市場規模は、速報値で1兆2,855億円(前年同期比27.9%減)となった。消費税増税の駆け込み需要の影響を受けた前年同期より大幅減はある程度想定されるものの、それを考慮してもやや縮小したとみられる。
 また、15年第2四半期(4~6月)の市場規模は、速報値で1兆6,028億円(前年同期比7.4%減)となった。

 なお15年上半期(1~6月)としては、速報値で2兆8,883億円(前年同期比17.8%減)となり、14年上半期より2割近い減少幅となっている。11年以降、住宅リフォーム市場は堅調に回復し、成長局面に入っていたにも関わらず、ここにきて大きく後退した形となった。同研究所は、消費税増税分を差し引いて考えれば、リフォーム実需としてはさらにマイナスとなるため、15年下期以降の需要回復が期待されるとした。

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