アパホテル(株)は30日、「アパホテル<新宿 歌舞伎町タワー>」(東京都新宿区、客室数620室)を開業した。
新宿エリアでは4棟目のホテルで、日本最大の繁華街「歌舞伎町」の中心、シネシティ広場前に位置。西武新宿線「西武新宿」駅正面口より徒歩2分、東京メトロ「新宿」駅より徒歩5分、JR各線「新宿」駅東口より徒歩6分の至便な立地。
高さ約90mのタワー型ホテルで、地上28階建て。外観は、対称性を保って設置した壁面照明を導入、夜のシネシティ広場を鮮やかに照らす。ホテル最上階には、準天然光明石温泉(人工温泉)の大浴殿・露天風呂「天空の湯」を設置。また、全客室には、50型大型液晶テレビ(一部客室は40型)や、快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、定量止水栓・節水シャワーにより20%の節水が可能な卵型浴槽のオリジナルユニットバスを導入した。BBCワールドニュース無料放映や、Wi-Fi無料接続のサービスも採用している。
同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は、「新宿エリアでは新たに2つのホテルを開発中で、計6ホテル・2,157室が提供できるようになる。現在、外国人客は20%程度だが、インバウンドの需要が旺盛であることから、70~80%を占める日が来るのもそう遠くはないだろう。秋には、噴水広場跡地の整備も終わり公園もできる。これからの歌舞伎町を、『明るく、若者が集いやすいまち』に変えていきたい。また、4月から始まった第2次計画では、地方都市への展開を強化するとともに、海外進出も視野に取り組んでいく」などと抱負を述べた。