東急リバブル(株)は9月30日、厚生労働省が実施する2015年度「均等・両立推進企業表彰」の均等推進企業部門において、「東京労働局長優良賞」を受賞した。大手不動産流通企業が同賞を受賞するのは初めて。
「均等・両立推進企業表彰」とは、「女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取り組み」または、「仕事と育児・介護との両立支援のための取り組み」について、他の模範ともいうべき取り組みを推進している企業を表彰する制度。
均等推進企業部門における「東京労働局長優良賞」は、地域において、女性の能力発揮を促進するために、他の模範となる取り組みをしている企業に与えられる。
同社は13年4月に大手不動産流通企業で初となるダイバーシティ推進P.T.(現ダイバーシティ推進課)を設置して以来、コース(職掌)転換を検討している社員を後押しする「キャリアアップ支援セミナー」の実施や、売買仲介営業職の女性社員に対するメンター制度の導入、女性社員の管理職登用に向けた研修などに取り組み、実際に成果を上げたことが評価されての受賞となった。