東京建物(株)は1日、シニア事業の強化を目的に、東京建物不動産販売のシニア事業を吸収分割により東京建物シニアライフサポート(株)に集約した。
同社グループは、2015年2月に公表した中期経営計画において、シニア事業を「第三の柱となる事業」として位置付け、強化を図ってきた。
今回の組織再編では、東建不販が行なっていた高齢者向け住宅の賃貸管理機能をシニアライフサポートに集約することで、これまで分散していた開発・介護サービス・賃貸管理機能を一本化。人員・ノウハウの効率化および経営資源を最適に配分することで、多角化・高度化するニーズに迅速に対応する体制を整え、事業を強化していく。