不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/10/5

主力の流動化事業が好調。営利48%増/トーセイ15年11月期第3四半期決算

 トーセイ(株)は5日、2015年11月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年12月1日~15年8月31日)の連結売上高は276億2,700万円(前年同期比2.0%増)、営業利益53億2,200万円(同48.9%増)、税引前利益47億4,300万円(同59.1%増)、四半期利益30億4,900万円(同66.4%増)。

 主力の不動産流動化事業は、「東陽町トーセイビル」(東京都江東区)、「新宿6丁目ビル」(東京都新宿区)、「小川町東誠ビル」(東京都千代田区)等20棟のバリューアップ物件を販売。また、Restyling事業において「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)等48戸を販売し、売上高148億6,200万円(同5.5%減)、セグメント利益33億7,500万円(同97.8%増)を計上した。バリューアップ販売物件として、オフィスビル、商業施設、賃貸マンションなど17棟を取得した。

 不動産開発事業では、戸建住宅90戸を販売。戸建住宅開発用地4件を取得し、売上高は56億3,100万円(同20.2%増)、セグメント利益は6億3,700万円(同51.1%増)となった。不動産賃貸事業は、新たに稼働した収益オフィスビルや賃貸マンションが寄与したが、売上高は29億700万円(同2.9%減)、セグメント利益は13億5,100万円(同26.2%減)となった。

 なお通期については、連結売上高515億円、営業利益65億円、税引前利益55億8,300万円、当期利益35億5,500万円を見込む。

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